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美容外科の2つの存在

日本の美容外科の歴史を振り返ってみると、形成外科という医療の一分野から、美容を目的として、その技術を応用する外科として確立されたという経緯があるということは、依然にも触れました。 

この分野の医療の標榜科となっているのは、形成外科や整形外科と呼ばれるものがまず先にあり、美容外科という名前が標榜科として定められたのは、1978年のことですので、まだ約30年の歴史しかありません。 

しかし、当然ですがその30年以上前から、美容整形という需要があったことは確かであり、それぞれの町で病院を営んでいる医師たちが、形成外科や整形外科から発展させて、美容整形という分野を確立させた、という経緯もまたあるのです。 

なぜなら、美容整形については、美容外科が長い間、保険医療から対象である分野であったために、大学病院や基幹病院などでは診療を行っていませんでした。 

それは「キレイを目指すための医療」というのが、医療の行為として保険診療とは認められていなかったためで、そのため、他の開業医、街の病院などによって美容整形が行われてきたため、開業医が技術開発を行ってきたノウハウというものも、たくさん存在しています。 

このように、2箇所の場所でそれぞれに育まれてきた美容整形というものが存在するため、美容外科学会と呼ばれるものも、開業医が育んできたノウハウを背景に設立されている美容外科学会と、日本形成外科学会の会員が主体となり、形成外科かは派生した美容外科を背景とした美容外科学会の2つの美容外科学会というものが存在しています。 

そして、美容外科を行っている病院であれば、そのどちらかの美容外科学会に所属しているというのが一般的で、どちらにも属していない病院というのはないと言ってよいでしょう。 

どちらのほうがより、優れているかということはとくにありませんし、その2つの美容外科学会が競争をしているということではありませんので、どちらがオススメとは一概に言うことはできませんが、きちんとした病院であれば、必ずどちらかの美容外科学会に所属はしているはずですので、その病院がどのような治療を行えるのか、またその安全性はどうなのかを知るためにも、美容外科学会に所属している病院で、美容整形の手術を受けるようにしましょう。 

やさしい美容整形入門は、美容整形について解説しています。

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